オール電化ってどんなもの？メリットや使用例などくわしく解説！

ここ最近人気になっているのが「オール電化」です。オール電化という名前は、CMや広告などで耳にしたことがある人は多いかもしれません。オール電化はどういったものをいうのでしょうか。そして実際にガスなどと比べてメリットはあるのでしょうか。

今回はそのような疑問を解決していきながら、オール電化に興味がある人や、導入を検討している人にも分かりやすく解説していきましょう。

オール電化とはどんなもの？

オール電化とはどういうものをいうのでしょうか。オール電化について理解を深めるために、詳しく説明をあげていきます。自分に合うか、具体的な性質を理解していきましょう。

オール電化とは

オール電化はその名前のとおり、家庭におけるすべてのエネルギー源を、電気でまかなうことを指します。一般的には電気の他に、都市ガスやプロパンガスなどをエネルギー源に使用する場合が多いでしょう。しかしオール電化はガスを使用せずに、あらゆる場所で電気だけのエネルギーを、生活のなかに取り入れる方法です。

太陽光発電との相性もよい

オール電化は太陽光発電とも、たいへん相性がよいものです。自然のエネルギー源である太陽光を日中使用し、夜間は電気を使用することで経済的といえます。環境にもやさしい省エネルギーが実現するでしょう。

オール電化のメリット

それではオール電化のメリットを、4つご紹介していきます。メリットを知ることで、より一層オール電化の魅力を実感できるでしょう。

省エネルギー

オール電化は火を使わないので、省エネルギーで環境にやさしいといえるでしょう。不完全燃焼や火災の恐れもなく、燃料補給も不要です。メンテナンスもいらないので、簡単で楽なのも魅力です。

安定と安心

災害時にも復旧が比較的早い電気は、供給も安定しており長時間の停電はほとんどないのが事実といえます。さらに電気温水器などは夜間に貯めた電気を使うので、少々の停電では影響ありません。ガスコンロなどのように、二酸化炭素や一酸化炭素を排出することは一切ありません。空気を汚すこともなく、火災の心配もないでしょう。オール電化は、安定と安全が魅力のひとつです。

クリーンで清潔

オール電化は二酸化炭素などの燃焼ガスの発生がなく、いつもクリーンな空気で快適に過ごせるでしょう。地球にも人にもクリーンといえます。さらにクッキングヒーターなどは、電気エネルギーなので触れても熱くないのです。お手入れも簡単なので、つねに清潔なキッチンを保てるでしょう。

経済的

給湯器などを例にあげると、通常より電力消費量が3分の1とかなり経済的です。光熱費のなかで「給湯」「お風呂のお湯」は、大部分を占めるものです。それらコストが安く抑えられるのも魅力でしょう。さらにオール電化の場合は夜間電力が割安です。夜間に電力を貯めて、日中のうちに電力を蓄熱したりお湯を沸かしておいたりと、さまざまな活用ができるでしょう。

オール電化の使用例

次にオール電化の主な使用例を3つご紹介していきます。オール電化を活用する参考になるでしょう。

キッチン

キッチンはオール電化が最も活躍する場所といえます。まず欠かせないのが、IHクッキングヒーターでしょう。ガスを使わないので直接触れても熱くならず、換気も最低限で済むので安心です。子どもからお年寄りまで幅広く安全に使えるのが特徴です。熱効率が高いので、省エネで時間短縮にもなるでしょう。

また給湯器のお湯も電気なので熱くなりすぎず、季節に応じて細かく温度を設定できるので、安心して使用できます。

お風呂

空気の熱を利用してお風呂を沸かします。ヒートポンプで少しの電気のみのエネルギー消費で熱を発生させるので、経済的だといえるでしょう。もちろんフロンガスも二酸化炭素も発生せず、クリーンです。さらに夜の間にお湯を沸かし貯めておくので、日中でも気にせず使えるのは魅力です。省エネモードがあるので夏は最低限のエネルギー、冬はしっかり温められて、無駄な電気代も節約できるでしょう。

床暖房

リビングなどにおすすめなのが床暖房です。火傷の恐れもなく室内の空気を汚さないうえに乾燥も防ぐ、万能な暖房といえるでしょう。ガスヒーターのような換気も必要なく水蒸気も発生しないため、結露の心配もありません。足元から暖かな輻射熱と伝導熱で、心地よい暖房方法です。

足元から部屋を効率的に暖めるので、エアコンの使用も極力節約できるでしょう。埃や塵の巻き上げもなく健康的に使えます。

まとめ